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こんどこそ。

書けました。小説。内容は濃くしたので、読み応え抜群のはず。ではどうぞ・・・・




~プロローグ~


        1            



 ――2062年8月 6時15分2秒――

 今は耳障りでは無くなった油蝉がまた、やけにうるさく鳴き始めた頃、とある一軒家の二階で高校一年生、『五十嵐 音(いがらし おと)』は最悪の目覚めで起きた。「……なんで、顔の上に雑巾(状態=濡れた)が乗ってるんだよ……最悪だ」
 と愚痴をもらしながらまずはその雑巾を投げ捨てた、叫びながらベッドから起きて、まぁ大丈夫だ。とか思いつつ自分の部屋から階段を下り、リビングに歩いていく。
「ちょっと遅くない? 大丈夫?」
 朝から声をかけてきたのは、母親『五十嵐 美也子(いがらし みやこ)』だ。
「今日から高校生だから」と言いながら朝食を持ってきた。
 そしていつも通りにそれを食べる。
「ってか、今6時15分だよ。それよりさ、はがき届いてた?」
 と最後の食パンを喉に通した後、母親に問う。
「でも高校生は早く起きなきゃ。はがきは、まだ届いてないよ」
 そう言った瞬間、玄関の方向からチャイムの音が鳴った。ナイスタイミングだ。
「やっと来たか。今いきまぁ~す」
 と無駄に声を伸ばして、玄関に向かう。
 そして動きの悪いドアを開く。
「五十嵐 音さんですね。高校生に必要なあれをお届けにあがりました」
 そう言ってその配達員の人からペラペラな、はがきを渡された。
「ハンコお願いします」
 といって紙を渡された。
 それにハンコを押すと配達員の人はバイクに乗って隣の家に走っていった。
「あれ? あそこは……」
 と独り言をいったら、そのバイクが止まった家からは1人の制服を着た少女が出てきた。
 そしてはがきを受け取るとこちらに気づいたようで、
「よっ、音。そういやもう私達って高校生だな」
 この少女は『錦 沙耶(にしき さや)』といって俺の幼馴染だ。ちなみに高校生でなかなかいい容姿をしていると俺は判断する。
「何だ、沙耶か。どうだった? 例のあれの結果は?」
 沙耶にそう質問する。すると言葉を遮るように、
「ばぁ~か。まだ見てねぇ~よ。自分こそどうなんだよ。ど~せ変な『能力』なんじゃないの?」
 と言われた。確かに今もらったばかりのはがきを瞬時に見ない限り無理だ。
 沙耶が今言った『能力』とは、高校生から与えられることになった制度だ。それは、最近行われた実験で出来たもので、脳にとある暗示をすることでその能力を使えるようになる。というものだ。
「んな馬鹿な。今さらだが、やっぱ沙耶って口調悪いよな」
 軽く返すと
「あぁ悪かったな。じゃあいきなりだが、ここで提案、一緒に中身、見ようぜ」
 となにやら笑いながら言ってきた。なにやら嫌な予感がする。
「あぁいいだろう。ならこっちも提案、自分の能力見たらお互いに見せること。これでどうだ」
「いいだろう。その提案を呑んであげるぜ。いくぞぉ~」
「「せぇぇえぇのっ」」
 緊張する。
 だってこれを開いたら自分の運命がわかってしまう。どうでもいいけど。
 手がはがきのはがす部分を持つ。二人とも息を呑んだ。隣で、沙耶がしゃっくりをする。雰囲気台無しだ。
 そして、その手を、はがきのはがす部分を持っている手を……引いた。端が破れそうになる。
 一瞬、音が消えた。
 眼をそらしたかった……でも見た。
 そしてはがきに書いてあった文字は………


『掌(てのひら)から豆腐を打ち出す能力=【能力名】マシンガン豆腐』


 ホワイ? ほわい? HOWAI? Why?…………………?
 コレは一体?? もう一度言う。コレは一体??
 能力は普通こんなのではないはず???
 もっとカッコいい能力なはずだが????
 中学で勉強した能力にコレは無かったはずだが?????
 とにかくこれは??????
 そして隣から沙耶が、
「どうだった? 私は、『BB弾を実弾に変える【能力名】BB実弾化』って書いてあったぞ。まぁ普通だな」
 と言いながら、俺が両手で紙が切れるほど握ってるはがきを横から見てきた……………結果=大爆笑&全身の筋肉が踊る。
 超音波のような耳を劈(つんざ)く様な声で、
「~~~~~っくはははははっははあはっいいっひはっはははははははあああははあふふふふか腹がっあかあっっ~~~」
 そして俺は成す術がなく呆然とはがきを見つめてる。それしか出来ない……それ以外の答えがあるなら神様よ俺に教えてくれ……。
「とっ豆腐をっ豆腐を打ち出す能力ってなぁにぃ~~」
 沙耶はまだ笑ってる。さっきよりは抑えたようだが、まだ腹筋が踊ってる。
「最悪だな。沙耶の言ったことが当たった……。最悪だ」
「実は、私は予言者かぁ?」
 と沙耶は、ほざいてる。やっと笑いが収まったと思ったらまた笑いだした。そんなに面白いのだろうか…まぁもらった人間の気持ちが分かれば、笑うこともなくなるだろうけど。

 それから10分経過した。
「いい加減笑うの止せよ。俺の気持ちがどんどん底なし沼に沈んでく……」
「はいはい。分かった。くっ…。よし収まった……くっ」
 ナンカ怪しげな「くっ」って言うのが混ざってるな、と思いつつ沈んだ気持ちを上げて何とかいつものテンションに戻した。
「話を戻そうぜ。んで【マシンガン豆腐】は『入力(インプット)』するのかよ? ……くっ」
「今の『くっ』って何? これ以上言うと俺の逆鱗に触れるぞ。まぁいいや、それが悩むんだよねぇ。沙耶は入力するんでしょ、どうせさ」
 と嫌味ったらしく言った。
「そうだろうね。だってこんなカッコいい能力、入力しない奴いないって」
 と沙耶は自慢で返してきた。なんだ? 俺に死ねと言っているのか?
「俺どうしようかなぁ~【マシンガン豆腐】ってさぁ~。どう思う?」
「【マシンガン豆腐】でしょ。いいじゃん。私は、入力するな。」
 と素直に言ってくれた。その素直さが俺の不安材料の一つだが。
「そうか、意見有難う。とりあえず、参考にはならないな」
 と不満交じりの返事を返す。
「なにぃ! ならそのまま、能力のない高校一年生になればいいじゃん」
 怒られた。逆鱗に触れてしまったのだろう。いわゆる、逆鱗返しというのだろうか?
「お、まともな意見ありがとうね。えぇ~と何? このままだと、能力の無い高一になるから能力を得ろ? なかなかの意見だ。コレは参考にさせてもらおう」
 と冗談交じりに言った。
「んじゃあ、今から私は入力するから。邪魔しないでね。したら……殺(や)りますよ?」
 とマジな声で言ってくる。コレはやばいと思い、ハイと答えた。
 入力はすぐ終わる。はがきの裏にある、スクラッチを十円で削ってそこにある文字を読むだけだ。だが何が書いてあるかは分からない。本当にそれだけだ。(だけど、削るのは十円でしかできない)
「十円ある? あったら貸して、コレ爪じゃ剥がれないんだよな」
「あるよ」
 と言いポケットの中にある十円(なぜ入っていたか不明、結果=無視)を出して渡した。
 そして沙耶が削っている間、はがきを見る事にした。はがきの表には注意書きが書いてある。


 一、人に向けて撃たない。(威力がそこそこあります)
 二、豆腐以外(トマト等)を装填しない。爆発する恐れがあります。
 三、豆腐を装填したまま寝ない。(腐って能力が壊れます)
 四、豆腐は新品を使いましょう。(古い豆腐は、能力を壊します)
 五、豆腐は、冷やしたほうが遠くまで飛びます。
 六、夏は絹ごし豆腐のほうが発射しやすい。(冬は、木綿豆腐が発射しやすい)


 ……俺の人生は呪われたものか? 何だこの説明は、玩具(おもちゃ)を扱うような事が書いてあるぞ。
「よしっ入力終了っと」
 と隣で沙耶が入力を終えた。次は俺がやる番だ。
「んじゃ十円返して」
 と言った瞬間、沙耶の手と俺の手の間が10センチのとこで、沙耶の手から十円が落ちた。そのまま、地面に垂直落下、下水道を塞いでる網の間をすり抜け水の中にダイビング。……何だコイツは喧嘩売ってんのか? この十円は、何をしに逝った? 俺の十円が沙耶のために命? を落としたのか? 
「……ごめん。後で返す」
 と女らしく言う。いまさらそんな手が通じるはずが無いのは百も承知。
「で? 十円は、もうポケットに無いと思うぞ」
 とポケットを探った時に指に何か当たった。
 十円×2か? と思って手を引くと出てきたものは、ゲーセンのコイン×2だった。「ゲーセンのコイン……」
 触った瞬間側面に凹凸があったから、ギザ十(側面が凸凹の十円)でもない限り、違うと思ったけどな。 見事に、きれいに予想が的中したので、怒りの感情がいつもより早く、頭の中に駆け込んでくる。
「んじゃ、いいや。俺は後で家でやる」
 そうか、と沙耶に言われた。
 さすがに長い間、外にいたので体が冷えてきた。8月とはいえ、さすがに朝は寒い。あんまり長く居ると、沙耶にも迷惑? なので、
「なぁ、沙耶。そろそろ家に帰らないか? さすがに寝巻きで外に居るのは、沙耶はいいが、俺はつらいな。っくしゅ。やべぇ、風邪引くから。んじゃまた後で」
「なんだ、風邪引くのか、みっともねぇ~な。まぁいいや、後で呼ぶから」
 と二人は、軽い挨拶を交わし家に帰った。
 ドアを開くと、目の前に、妹(といっても中学校3年生)の『五十嵐 澪(いがらし みお)』がいた。その後ろには、なんとも不気味に目を光らせた。母親が……。
 母親は無視して、丁度、朝から気になっていた、ある疑問を澪に聞いた。
「なぁ澪。朝、俺の顔面にボロ雑巾(状態=濡れた)が俺の口と鼻を塞いでたんだが、知らないか?」
 まさか、澪がそんなことするはずは無い、と思っていたけど、
「あれね、私がやった」
「…………。」
 今更思うが、それは立派な、殺人未遂だ。まず、人は鼻と口をいっぺんに塞がれたら死ぬだろう、耳から息を吸わない限りな。そんな人間がいたら今頃、手術室で、メスを体中に入れられて、解剖されて今頃、科学を発展させたに違いない。
 まぁ妹を殺人犯にしないで、良かった。
「んじゃ、今度からあんな起こし方しないように」
「はぁ~~い。……うん。そうだな」
 ナンカ、最後のほうに「なら別のやり方で」と小さく聞こえたが、やられたら訴えるからいいとする。
 ぼ~っと、考えてると、いきなり、不気味に目を光らせた(人間業か?)母親が摺り足で目の前に来た。いつこんな業を習得したんだ?
「沙耶ちゃんといい感じに話してたわねぇ~」
「……母さん。目がやばいって」
 と、言ってみたが、反応=無し。
「そんなことはどうでもいいの」
 やばい、母が狂った。このままでは、町が危ない的な雰囲気になってくる。
 早く、この場から逃げ出したい。
「沙耶とは、たまたま会っただけ、別に怪しくないんだけど……」
「実は、嘘なんじゃないの? いろいろもめてたじゃない。何なの? 浮気?」
 浮気!? 母の思考が真面目にやばいな、このままじゃ母親に殺された中学生で新聞の一面を飾ることになるぞ。それは、ごめんだ。
「何でもないって、能力のことについて話してただけだよ」
「ほんとに? 嘘ついたら針千本飲んでもらうからね」
 と昭和の人らしい表現で返してきた。
 でも、我が家には針は千本ないは……いや、ある。昔、母さんに嘘ついて、冗談だが、口の前まで針を千本、近づけられたことがある。そのときの母さんの握力はりんごを素手で潰すレベルだったな。
「嘘は、つかない。なら今度、沙耶に聞いてみれば、俺は自分の部屋行くから」
 死にたくないのでそう言うと母親の目は正常に戻った。
 現在7時。起きてから45分経過した。
 母親の地獄を振り切って、俺は部屋に足を運んだ。
「そういえば、まだ寝巻き……。着替えるか」
 俺の寝巻きは、3段構成で出来てる。上から、半そで、パンツ、ズボンだ。 
 服を脱いで、制服に着替える。ちなみに新品だ。(でないと困る)
 一応、目に付いたので、今日の日程を確認をする。一時間目『入学式』、二時間目『古文』、三時間目『体育』今日は、コレで終了だ。最初の日なのに授業が入ってる。 困るな。教科書は事前にもらってるからよしとする。
 俺が受験した高校は、『碧山北高校(みどりやまきたこうこう)』だ。地元にある高校で、歩いて通学可能だ。
 レベルはそんなに高くない。成績がALL4ぐらいで余裕で合格できるところだ。
 ちなみに俺の成績は五段階評価で全部4である。間違えた、英語だけ3だった。
 よし、準備が整った。沙耶が来ると思い階段を下りた。
 リビングで、母さんに行ってくるね。というと、約5メートルの廊下を歩いて玄関にいく。靴も新品だ。それを履く。
 そこで驚愕(きょうがく)の事実が襲ってきた。
 


 「腹痛い……」


 と腹が痛くなってきて、来た道をまた歩いてWCに直行する。その間5秒。
 全力ダッシュでWCに入る『五十嵐 音』だった。
 

                        



                    ~プロローグ終了・1話へ~


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1 ■無題

注意 個人的な感想です。そして辛口です。

2行目、状態=濡れたの=より文字のほうがいいと思う。(濡れた状態とか)

49~53行目の?が多すぎると思う。

91行目、急に丁寧語になるのはこの場面では
なんか変な感じがする。

132行目はいきなり答えを言うより「うん」とか「ああ」とかあいずちをうたせてみては?

135行目「今頃を2回使っているからしつこい幹事がする。あと読点が多い。

138行目「はぁ~~い。・・・・・・うん。そうだな」のうん。そうだなに含みをもたせてみては?

146行目なぜ町がやばくなるのかがわかりません。そして危ない的ってどんな感じなのかもわかりません。


以上。けど文にするのが難しかったり表現しにくいものは後日口頭にてお伝えします。


個人的には笑わせる部分は十分に面白かったです。











4 ■無題

マシンガン豆腐最初見たとき吹きましたww

はじめの方にある沙耶の大笑いが怖いですww

今後の展開楽しみにしています。


感想超短くてゴメンヨ

5 ■無題

豆腐とは考えましたな(笑)
まぁ、指摘というと…
少し、くぎりが多すぎる気がします…

まぁ、この位ですかね
かうんたー
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底辺絵師暦;半年

最近は版権物多めに描いてます。
ミク・東方・エロゲ・アニメetc

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